2004年、スズキメソードのOB・OGが中心となって立ち上げた弦楽合奏団。
団名の「リベラトゥール」は、フランス語で“自由”を意味する“Liberté”をもじった言葉。
「弦楽器が好き」「アンサンブルを楽しみたい」という純粋な思いを原動力に、
世界にひとつしかない“リベラトゥールならではのあたたかなハーモニー”を目指して活動中です。
練習は小田急線沿線(相模大野・鶴川など)にて、月に2回。原則 第二・第四日曜日に行っています。
演奏会は年に一度、次回は2025年 3月2日に 第18回定期演奏会を開催予定です。
団体紹介
トレーナー紹介
水島愛子 Aiko Mizushima(アンサンブル・トレーナー)
元:バイエルン放送交響楽団 第一ヴァイオリン奏者
3歳より中村太郎、鈴木鎮一両氏の下でヴァイオリンを始める。その後、宗倫安氏に師事。
桐朋学園大学音楽部弦楽科を卒業後、ウィーン国立音大にて専科をEdith Steinbauer、Franz Samohyl に
室内楽を Alfred Staar に師事。同大学を全員一致の最優秀で卒業。
1971年 Josef Haydn 国際弦楽四重奏コンクール(ウィーン)にてプリマリウスを務め一位入賞、
同年 J.S.Bach国際コンクール(ライプチッヒ)ヴァイオリン部門特別賞受賞。
ニュールンベルク響、ミュンヘン室内合奏団を経て、1976年~2010年迄バイエルン放送交響楽
団・第一ヴァイオリン奏者を務める。
1984~1996年 サイトー記念に参加。
2011年~2018年 東京音楽大学にてオーケストラ、室内楽の客演教授を務める。
2011年~2022年 兵庫県芸術文化センターオーケストラ、ミュージックアドヴァイザーを務める。
2018年より全日本ジュニア•クラシックコンクール全国大会審査員を務める。
2020年(令和2年)兵庫県文化功労表彰を授与。
中村浩太郎 Kotaro Nakamura (Cello・トレーナー)
東京都江戸川区に生まれる。神奈川県立弥栄東高校音楽コース卒業、国立音楽大学卒業。
同大学のアドヴァンスドコース制度を活用して室内楽コースを修了。
現在は神奈川県横浜市を拠点にチェロ講師として同好の輪を広める傍ら、
フリーで室内楽やオーケストラの演奏活動に参加している。
現在までにチェロを藍川政隆,杉原捷子,三戸正秀,藤森亮一に、室内楽を漆原啓子,徳永二男に師事。
TAMA音楽フォーラムにて弦楽四重奏のメンバーとしてライプツィヒ・カルテットの公開レッスンを受講。
お世話になった先生方
村上豊 Yutaka Murakami
1938年長野県生まれ。7歳より松本音楽院で、ヴァイオリンを鈴木鎮一氏に師事。
国立音楽大学音楽学部入学。鷲見三郎、ウォルフガング・ミュラー両氏に 師事。
同大学を首席で卒業、各音大首席による「新人演奏会」出演。
61年、東京交響楽団入団。
62年、読売日本交響楽団創立に携わり団員となる。
在籍中よ り指揮法を山田和雄氏に師事。東京農業大学オーケストラ常任指揮者として7年間務める。
75年、鈴木氏のもとに帰りスズキ・メソードの指導者となる。
88 年、音楽を愛する世界の子供たちの交流を促進する「すみれの会/The Violet Society」を
創立し代表となる。各地の音楽祭、音楽学校交流、各国スズキ協会生徒との交流を続けて23年になる。
97年にドイツ・ローテンブルグ市 より「名誉市民章」、
99年に国際ソロプチミスト協会より貢献賞、クラブ賞、地区賞を受賞。
2006年ドイツ国際交流協会「OIK」より感謝状を受ける。
07年ドイツ国際交流協会新設「音楽賞」第1号受賞。
08年5月「第13回松下幸之助に学ぶPHP塾/松下政経塾」の「個性を伸ばす」の題で講演。
09年 1月オーストラリア・ゴールドコーストに音楽監督で指揮者のブルース・ダヴィッドソン氏を中心に
「日豪青少年音楽祭」を開催、創立。
第1回から第10回リベラトゥール弦楽合奏団定期演奏会の指揮を務める。
飯沼信義 Nobuyoshi Inuma
桐朋学園大学名誉教授、作曲家。
1938年長野県生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科に進み、石桁真礼生氏に師事。
卒業後、同大専攻科(現大学院)に進 む。
63年「第32回日本音楽コンクール作曲部門管弦楽曲の部」入選。
64年に同大専攻科を修了し、芸大オーケストラ定期演奏会で在学中の作品「交響的楽 章」が
渡辺暁雄氏の指揮により初演される。
4月より桐朋学園大学に勤務、2006年3月の退職まで42年間の長期にわたり後進の指導に当たる。
その間、大学学部長、大学院研究科長などの要職を歴任。
67年、石桁門下の有志とともに「作曲家の会《環》」を結成。
今日に至るまで作品の積極的な発表を継続する。
作品は管弦楽曲、室内楽曲、独奏曲、声楽曲、合唱曲、オペラ、ミュージカル、
各種の編曲など幅広いジャンルに及ぶ。
さらに随筆、小論、教育教材などの執筆 活動や講演、レクチャーなどの教育研究活動にも精力的に関わっている。
87年、地域への文化貢献が評価され「第一回安曇野文化大賞」を受賞。
日本現代音楽 協会、日本作曲家協議会、作曲家の会《環》の会員としても活動中。
第4回から第10回リベラトゥール弦楽合奏団定期演奏会の指揮を務める。
板橋健 Ken Itabashi
新交響楽団(現NHK交響楽団)のヴィオラ奏者であった父 板橋順に幼少よりヴァイオリンの手ほどきを受ける。
その後、小林武史、松本善三、ブローダス・アール、ルイ・グレーラーの諸氏に師事。
61年、日本フィルハーモニー交響楽団に入団。
62年、読売日本交響楽団創立メンバーに加わる。
74年、NHK交響楽団に入団し、25年余にわたって内外の指揮者と共に演奏活動を行い、日本のオーケストラ音楽の発展に関わってきた。
2000年2月 同交響楽団を定年退職。
現在、室内楽ではラズモフスキー弦楽四重奏団を主宰し、これまでに13回のコンサートを開く。
釧路、厚岸においてはここ20年にわたり演奏会や楽器指導の会を開催し好評を得ている。
ラズモフスキー弦楽合奏団のコンサートをはじめ、さまざまなコンサートにおいて活躍している。
第10回リベラトゥール弦楽合奏団定期演奏会の指揮を務める。
芳賀 大和 Yamato haga
東邦音楽大学音楽学部ピアノ科卒業。同大学専攻科修了。東京音楽大学指揮科聴講生在学中
ピアノを小原秀美、塩島貞夫、砂原悟、高築洋子、指揮を吉田裕史、大澤健一、時任康文、広上淳一、
和声学を新井雅之、伊左治直、スコアリーディングを植田彰に師事。
在学中にピアニスト加古隆の公開レッスン、レアーレ・マルチェッラの公開オペラ講義にて、講義を受ける。
他にも、オーケストラとピアノコンチェルトを共演。
ロームミュージックファンデーション、井上道義による指揮者講習会を受講。
日伊文化交流にて、イタリア、ヴェネト州ポルデノーネ市の大聖堂にてモーツァルトレクイエムを指揮。
在学時よりオペラ制作に関わり、大学主催オペラ、市川オペラ、レ・ヴォーチ、入間東部市民オペラ、東京オペラプロデュース、文京区民オペラ、渋谷シティオペラ、横浜シティオペラ、東京室内歌劇場等で、指揮、音楽スタッフとして実績を積み活動の場を広げ、オーケストラにおいては上福岡フィルハーモニー管弦楽団や有志によるオーケストラ、群馬交響楽団を指揮する。上福岡フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者。
第11回、第12回リベラトゥール弦楽合奏団 定期演奏会の指揮を務める。
小林 英昭 Hideaki kobayashi
昭和音楽大学器楽科ヴァイオリン専攻卒業、同専攻科修了、昭和音楽大学作曲学科指揮コース卒業。
ヴァイオリンを鈴木和子、久保田良作、川上久雄、清水高師の各氏に師事する。
また、指揮を星出豊、樋本英一、江上孝則の各氏に師事する。
第14、15、16、17回 リベラトゥール弦楽合奏団 定期演奏会の指揮を務める。